薬剤師の仕事にやりがいを感じていますか？
僕は薬剤師という仕事にやりがいは無いと断言できます。
その理由についてこの記事で解説していきたいと思います。
「薬剤師 やりがい」でどれくらい検索されているか
ある語句がGoogleでどれくらいの回数検索されているか「検索ボリュームチェックツール」を使って調べてみました。
どの職業が一番「〇〇 やりがい」と調べているのか見てみましょう。
今回は医療業界の代表的な４つの職業を比較してみます。
すごいですね。
薬剤師は1番やりがいと検索されています。
看護師も同じくらい検索されていますが、看護師の人口は120万人、薬剤師の人口は30万人。
看護師の4倍以上やりがいと検索されているんですね。
ダントツの1位です。
この結果から何が言えるかというと、薬剤師という仕事にやりがいを感じていない人がとても多いということです。
仕事にやりがいを感じている人は「やりがい」とは検索しません。
自分で見つけている人は検索する必要がないですからね。
やりがいを自分で見いだせないからこそ検索して、もっともらしい回答を見つけて、自分を納得させているんですよね。
薬剤師の仕事にやりがいが無いということは、統計としてしっかりと結論が出ているということです。
まずはここは押さえておきましょう。
あなたもやりがいについて検索したからこの記事にたどり着いてるんです。
なぜ薬剤師はやりがいを感じにくいのか
薬剤師がやりがいを感じにくい原因は大きく３つあります。
- 給料安い
- 決定権無し
- 感謝されない
１．給料安い
給料の安さにびっくりしますよね。
１度薬剤師転職サイトに登録して、求人を見てください。
400万円代がザラですよ。
これからもっと下がることが予想されていますからね。
もちろん、給料はやりがいに直結するので、説明は不要でしょう。
給料が安いとやりがいを感じることはできません。
２．決定権無し
友達がゲームをやってます。
あなたはこのゲームについての攻略本は頭に入っているけど、やったことはありません。
このボスってどうやって倒したらいいの？
ここをこうやったら倒せるよ
なるほど。サンキュ！
友達はこう言ってボスを倒してしまいました。
これってあなたはゲームを楽しんでると言えますか？
言えませんよね。
医療現場も同じことになってますよね。
医師に意見することはあっても決定権は無い。
別の病院で○○が出てますよ。
あっぶね。サンキュ！
そして、処方内容を変えるのは医師です。
薬剤師は「薬の専門家」とか言われてますが、薬を決めるのは医師なんです。
決定権がないというのはやりがいを感じにくい原因の1つなんですね。
３．感謝されない
薬剤師のやることと言えば、受けた処方箋に書いてある薬を袋に詰めるだけ。
２ｃｈなんかでは「袋詰め師」とバカにされています。
その通りですよね。
患者さんからもこういった態度がはっきりと感じ取れます。
は？患者さんから感謝されてるし。
という人もいるかもしれません。
そんな人はもっと他人の心を読む訓練をしましょう。
薬局に来る患者さんの9割は面倒としか感じていません。
それをうま～く隠してくれてるだけです。
大人な対応をしてくれている患者さんにもっと感謝しましょう。
薬剤師にやりがいは無いことを受け入れてみる
どうですか？
当てはまる部分はありましたか？
こんなことを書くと薬剤師としてプライドを持って働いている人から、とんでもない反論を受けそうですがこれが現実なんです。
とりあえずこの現実を受け入れて、他の職業に目を向けてみるのもありなんじゃないでしょうか。
この世に薬剤師しか仕事がないわけじゃないんですから。
- 名前：あきら
- 性別：男
- 生年月日：1988/7/16
- 出身校：国立大薬学部
- 職業：IT企業の法人営業
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