平成から薬剤師として働いてきました。
元号が令和に代わってから思うことがあります。
薬剤師免許単品だと
重宝されない時代が来る
なぜそう思ったのか書いていきます。
僕は少し変わった経歴を持っています。
医薬品卸の管理薬剤師→薬局薬剤師→IT企業のプログラマー 兼 営業という経歴です。
そして、医薬品卸時代からずっとブログを書いています。
詳しい経歴は自己紹介で詳しく書いています。
薬局薬剤師をしている時にあることに気が付きました。
分からない薬があったら
ネットで調べてるな・・・
実際に、薬剤師が分からないことがあるとネットで調べることが多いようです。
僕が実際にアンケートを取ったところ、実に9割の人はインターネットで情報を調べています。
※このアンケート自体がインターネットで行ったものなので、ネット利用率が高いのは当たり前な気もするけど・・・
ただ、将来はネットを使えない人は限りなく0に近づきます。
つまり、これからの薬剤師はほぼ全員ネットから薬の情報を手に入れて、患者さんに説明することになります。
ん?
ってことは薬の情報については、
PCの方が薬剤師より詳しいのか?
そうだよ!
薬剤師より知識が多いよ!
このままではまずいですよね。
他の資格・スキルと組み合わせよう
薬剤師免許単品では需要がどんどんなくなっていくわけですが、他の資格と組み合わせれば新しい需要を生み出すことができます。
例1)薬剤師×ITスキル
僕がIT企業に転職したのは、プログラミングスキルを身に着けるためです。
お薬手帳が電子化されたり、薬歴も紙からソフトに変わったり、医療業界もIT化がどんどん進んでいます。
薬剤師が医療用ソフトの開発チームにいるというのは大きなアドバンテージになるはずです。
薬剤師×ITスキルというのは非常にいい組み合わせです。
例2)薬剤師×スポーツトレーナー
スポーツファーマシストとかいう、ほとんど需要が無い資格ではなく、きちんとしたスポーツトレーナーの資格と組み合わせます。
薬剤師の栄養学・生理学・生化学の知識とスポーツトレーナーは相性がいいはずです。
トレーニング人口は年々増加しているので、薬剤師がスポーツトレーナーもやるというのは新しい需要を生み出せるはずです。
例3)薬剤師×経営コンサルタント
薬局の経営が厳しくなっている昨今、薬局の買収・合併がどんどん進んでいます。
ですが、本心では買収されずに続けていきたいと考えている経営者の方が多いはずです。
こういった背景から、薬局専門の経営コンサルタントという新しい需要が生まれています。
特に例1)薬剤師×ITスキルが一番おススメです。
薬局で働きながらでもPC1つあれば勉強を進めることができます。
IT企業に転職しなくても、
スキルを身に着けることはできるよ!
薬局にいながら勉強するなら、自分のブログを立ち上げるのが一番おススメです。
もしブログがバズれば、ブログだけでも生活できるようになります。
そうじゃないにしても、多くの人に発信するツールがあるというのは人生において強みになります。
ブログを本業にしなくとも、自分が勉強している過程を発信するのもいい使い方です。
- 薬剤師業務をレベルアップするための資格勉強
- 薬剤師がWebサイトを作る過程
- アプリを作る勉強
- 薬剤師業務を自動化するプログラム
などをブログで発信すると、同じ境遇の人が読みに来てくれるし、健忘録にすることもできます。
そして、ブログを始めるというのは、以下の点で一石四鳥の手段です。
- ITスキルを学べる
- 日記にできる
- 収入を得る
- 発信力を身に着ける
もちろん、例2、例3と組み合わせても使えます。
薬剤師がスポーツ系の栄養学などを発信するブログとかにしても面白いかもしれませんね!
まとめ
薬剤師資格単体ではこれからの時代は生き残れません。
自分の身の振り方を考える一歩目として、どんな資格と組み合わせるかから考えるのもありですよ!
コメント