まずは衛生管理者とはどういう資格なのか、Wikipedia先輩に聞いてみました。
労働安全衛生法において定められている、労働環境の衛生的改善と疾病の予防処置等を担当し、事業場の衛生全般の管理をする者、またはその資格(国家資格)である。一定規模以上の事業場については、衛生管理者免許等の資格を有する者からの選任が義務付けられている。『引用元:衛生管理者|Wikipedia』
すべての業種において、常時50人以上の労働者を使用する事業場において選任が義務付けられている。『引用元:衛生管理者|Wikipedia』
だから何?
・・・
つまり、50人以上の社員がいる会社では必ず衛生管理者が必要なんです!
さらに、薬剤師の場合は国家資格であるにもかかわらず、試験を受けずに申請するだけで取得することができるんです!!!
なお、第一種衛生管理者免許は、保健師、薬剤師等の一定の資格を有する者に無試験で与えられ、無試験の場合の免許申請は住所地の都道府県労働局長に対して行う。『引用元:衛生管理者|Wikipedia』
薬剤師が一般企業に転職する際に持っておくと有利に働くことは確実です。
ノーリスクで試験もなしにとれるので、とりあえずとっときましょ!
ちなみに僕が働いているIT企業では、衛生管理者の免許を持っているだけで月に5000円の手当がつきます。
速攻で申請しました。
光の速さで
衛生管理者免許を取得する方法
では衛生管理者免許を取得する方法を書いていきます。
申請する場所は労働局健康安全課です。
※申請は住民票を置いている都道府県じゃないとできません。
申請書類は労働局でもらうか、労働局ホームページでダウンロードします。
申請書類印刷画面はこちら↓
家で書いて持っていくか、その場で記入しましょう。
ただ、申請する際に必要なものがいくつかあります。
- 薬剤師免許の原本
- 収入印紙1500円分
- 送料(切手)404円分
- 証明写真 24㎜×30㎜
1.薬剤師免許の原本
薬剤師免許は原本じゃないと不可です。
コピーでは受け付けてもらえません。
ダメ!
と言われました。
2.収入印紙1500円分
収入印紙はコンビニでも買うことができますが、200円単位でしか買えません。1600円分貼ることになるので、100円分損してしまいます。マネーリテラシーが高くて100円損したくないという人は郵便局等で購入しましょう!
僕はコンビニで1600円分買って貼りました。
ちなみに、昔ながらのタバコ屋や酒屋でも収入印紙が販売されている場合があります。取り扱っているかどうかは看板に「郵便マークに「印紙」の文字」があるか同課で判断できます。
このマークです。
3.送料(切手)404円分
何で切手が必要?
各都道府県労働局で受理された申請書は、その後東京の厚生労働省に送られます。
そこでいろいろ処理されて免許が各都道府県に発送されます。
この時の往復の送料です。
東京に送って戻ってくるまでの期間があるので、申請書を提出してから免許が手元に届くまで2週間~4週間かかります。
また、コロナなど、何かしらの理由が重なると2か月近くかかることもあるそうです。
4.証明写真
普通の証明写真でOK。
ちょっと大きかったらはさみで切っちゃいましょう!
衛生管理者免許到着
2022/2/24に衛生管理者免許が到着しました。
労働局健康安全課に書類を提出したのが2/10だったので、ちょうど2週間です。
こんな感じの封筒で届きます。
紙が1枚だけ入っていて、
この紙の裏に免許が張り付けてありました。
もっと症状っぽいものを想像してたら、運転免許証タイプの免許でした。
第一種衛生管理者に1のフラグが立ってます。
これで僕は第一種衛生管理者になったというわけです。
まとめ
薬剤師が衛生管理者の資格を取るのはとても簡単でした。
しかも2週間で免許も届きます。
爆速です。
あなたも申請してみてはいかがですか?
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