将来つぶれる薬局を見抜く5つの方法

転職

物騒なタイトルだな

「つぶれない薬局の見つけ方」にしてよ

あきら
あきら

このタイトルの方が読みに来る人が増えるんだよね

ということで、今回はタイトル通り「将来つぶれる薬局の特徴」について解説していきます。

医薬品卸でバリバリ配達をこなして、薬局の経営状況も確認していたあきらが解説するので、かなり信ぴょう性が高い記事になってると思いますよ!

それでは行きましょう!

 

将来つぶれる薬局の特徴

  1. 汚い
  2. 新規事業を立ち上げてない
  3. 紙の書類が多い
  4. 何度も卸が来る
  5. 小規模医薬品卸と取引している

1.汚い

1つめはこれです。

確かに汚い薬局見たことがある

つぶれる可能性が高い薬局は基本的に汚いです

待合室だけはある程度きれいな風に見せてはいるんですが、患者さんから見えない調剤室がひどいことになってるというパターンもあります。

分包機が錆びてたり、メートグラスを洗う洗浄機自体に黒い汚れがついていたり。特に、わけのわからない書類が入った段ボールがゴミのように積まれていることが多いですね。

潤沢な資金があれば古い機械は買い替えるし、清掃業者に入ってもらって半年に1回はクリーニングしてもらうはずです。

きれいにする資金が無いってことをはっきりと示してくれているので、面接に行った時にしっかりと確認しておきましょう。

2.新規事業を立ち上げてない

やってることは医薬品小売業のみ。

他の事業は全くやっていません。

え?薬局で儲かってるならいいんじゃないの?

医療業界の現状を見てください。

調剤報酬ガン締めですよ。

まともな経営者なら、他の事業も行っているはずです。

収入を分散することでリスクを分散するはずです。

それをやっていない薬局の経営者はハッキリ言って経営の才能が無いです

一昔前の「とりあえず病院の近くに薬局を立てれば儲かる時代に運よく経営者でいられた人」ってだけですね。

大手の調剤薬局グループでさえも、別事業をやっている時代です。

  • アイン:コスメ&ドラッグストア
  • 日本調剤:人材派遣業、保険販売代理店業など

中小の薬局が何の策も打たずに生き残れるわけがありません。

 

3.紙の書類が多い

紙の書類が多い=IT化が進んでない=設備投資が行われていない

ってことです。

資金に余裕が無いことを紙の量でアピールしてくれているわけです

これを見逃すわけにはいけません。

面接の時にしっかりとチェックしておきましょう。

処方箋とか紙で残さないといけない書類もあるよ

あきら
あきら

今の時代は電子処方箋もOKだよ

電子処方せんの運用ガイドラインの策定について

 

 

4.何度も卸が来る

これは医薬品卸時代の愚痴も入ってるんですが、何度も薬を注文してくる薬局は経営が苦しい傾向があります。

取引が活発でよさそうじゃない?

そうでもないんです。

何度も卸が来る=在庫を置いてない=在庫を絞って支払いを少なく済ませようとする=プールしている資金が少ない

と言い換えることができるので、経営が苦しいことを外部の業者に漏らしているようなものです。

ひどい所になると1日に5回も注文してくる薬局もありました。ちなみにその薬局は今はもう存在しません(潰れた)。

 

5.小規模医薬品卸と取引している

どういうこと?

大手の医薬品卸は様々な情報網を使って取引先の経営状況を監視しています。

少しでも危険なにおいを感じたら、売掛の額を減らしにかかったりします。

さらに危険な感じがしてくると、こういった薬局からは手を引き始めています。

潰れる可能性がある薬局と取引するよりも、将来性のある薬局と取引した方が安全ですからね。

 

大手の医薬品卸は何件か取引を切っても、売り上げにそこまで影響はありません。

なので、簡単に取引を辞めます。

 

ですが、小規模卸はそうはいきません。

経営が危ないことを承知で目先の金をとりにいかないと、経営が成り立ちません。

そのため、経営が危ない薬局は小規模卸との取引が多くなる傾向があります

 

将来つぶれる薬局を見抜きましょう

あなたが働いている薬局はこういった特徴に当てはまっていませんか?

やばい。3つ当てはまってる…

うちはコンプリートや…

一度しっかりと確認してみてください。

そして、当てはまっていた場合は、副業や転職を考えておきましょう。

コメント

  1. […] […]

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