医療従事者の中で薬剤師が1番オワコン説

薬剤師はオワコン

病院・介護施設では色んな職種の人が働いています。

その中でもトップクラスで薬剤師がオワコンなんです。

なぜか見ていきましょう。

 

病院・介護施設で働く医療従事者

思いつく限り並べてみたら、ものすごい数になりました。

  • 医師
  • 理学療法士
  • 歯科衛生士
  • 助産師
  • 看護師
  • 作業療法士
  • 歯科医師
  • 義肢装具士
  • 臨床工学技士
  • 薬剤師
  • 臨床検査技師
  • 栄養士

これだけの職種がある中でも圧倒的にオワコンなのが薬剤師なんです。

は?何で薬剤師が1番オワコンなんだよ!

それちょっと言い過ぎじゃない?

そう思う気持ちも分かります。

ですが、薬剤師がオワコンなのは説明されれば理解できるはずです。

それでは説明していきましょう。

 

他の医療従事者にあって薬剤師に無いもの

薬剤師には死角が無い

いや、あります。

他の医療従事者にあって薬剤師には無いものはこれです。

  1. 技術
  2. 医療行為ができない
  3. どの知識も中途半端
  4. 薬の知識はネットで拾える

薬剤師に恨みでもあんの?

いいえ。

 

客観的に分析するとこういう結論になりますよ。

ではそれぞれ見ていきましょう。

 

1.技術

薬剤師に特有の技術ってほとんどありません。

  • 歯科衛生士なら歯石を完璧に取る技術
  • 看護師は注射を痛みもなく刺す技術
  • 理学療法士ならリハビリで回復を早める技術

この技術は知識があるだけではどうにもなりません。

長年にわたる経験がものを言います。

 

薬剤師特有の技術って何ですか?

  • 散剤の分包?
  • 液剤の混合?
  • 錠剤の袋詰め?

どれも小学生でもできる技術です。

高カロリー輸液の無菌調整は?

薬剤師の仕事でしょ

確かに、病院でも薬剤師が行っているところがあります。

ですが、これって法律で決まっているわけではないんです。

高カロリー輸液製剤への薬剤の混合は,可能な限り薬剤部で無菌環境下に行う。
『引用元:注射薬混合ガイドライン(日本病院薬剤師会)』

薬剤師会が出しているガイドラインに書いてあるだけのことなんです。

どうしても、薬剤師しかできない仕事をキープしておきたいという薬剤師会の切実な思いが滲み出ちゃってます笑

滲み出る思い

薬剤師特有の技術がほとんど無いことに、薬剤師会も危機感を抱いている

もっと水面下で動いてほしいですよね。

声高らかに

この仕事は薬剤師のものです!

って言われても分かる人が見れば意図が読み取れてしまいます。

薬剤師会必至だな笑

 

医療行為ができない

基本的に薬剤師は患者さんに触れません

医療行為ができない医療従事者に何の価値があるんでしょうか?

 

ただ、少し前に薬剤師の医療行為についてある通知が出されています。

まとめるとこういうことが書いてあります。

 

ポイント

今から挙げることを反復して行わなければ、医業に当たらないから医師以外がやってもいいよね?

 

検温、血圧測定、パルスオキシメーターの装着、耳垢除去、つめ切り、点眼、湿布のはり付け、軟膏塗布、座薬挿入、一包化された薬の内服の介助、口腔内の清拭、浣腸、身長体重計測、肺活量測定、抜毛、検尿、検便、心理カウンセリング、特定保健用食品、健康食品、ダイエット関連、健康体操各種

『参考:医政発第 0726005 号平成17年7月26日』

 

ってことは薬剤師も医療行為ができるってことだ!

薬剤師の活躍の幅が広がるぜ!

そういうことにもなりますが、これは特に薬剤師だけに出された通知ではありません。

 

他の医療従事者も行えます。

ただ、反復して行わなければという条件付きです。

 

そのため、薬局には血圧計を置いてるだけとか、独り身のお年寄りが自分でシップを背中に貼れないから貼ってくれと頼まれても、毎回貼ってあげることはできません。

血圧を気にしていたり、シップを自分で貼れない世代の人は定期的に薬局に来るので、「反復して行わない」という条件に反します。

 

なので、意外と薬剤師ができることって別に増えてないんです。

 

さらに、最近の事例で話題に上がったのが、コロナワクチンを薬剤師が打ってもいいかという論争です。

すぐダメっていう結論が出ていたので論争にもなってないですね笑

まあダメでしょう。

僕もちょっと練習しただけの薬剤師から注射されたくないです。

一般の方からも同じような意見が多数出ていました。

 

結局、ワクチンの調整をするだけでしたね。

 

3.どの知識も中途半端

薬剤師は幅広い分野を勉強します。

科目 問題区分 出題数計
必須問題 一般問題
出題数 合格基準 薬学理論問題 薬学実践問題
(複合問題=各科目+実務)
出題数計 合格基準
物理・化学・生物 15問 各科目
30%以上
30問 15問(複合問題) 45問 60問
衛生 10問 20問 10問(複合問題) 30問 40問
薬理 15問 15問 10問(複合問題) 25問 40問
薬剤 15問 15問 10問(複合問題) 25問 40問
病態・薬物治療 15問 15問 10問(複合問題) 25問 40問
法規・制度・倫理 10問 10問 10問(複合問題) 20問 30問
実務 10問 20問 85問 95問
65問(複合問題)
出題数計 90問 70%以上 105問 150問 255問 345問

これだけの科目数を勉強しなければ薬剤師国家試験には合格できません。

言い換えればどの知識も中途半端ってことです。

どれもかなり勉強したけど?

これだけの科目を一流レベルまで勉強するには6年間では足りません。

どれも中途半端になるしかないんです。

そこは素直に認めましょう。

 

4.薬の知識はネットで拾える

薬剤師が薬でわからないことがあったらどうやって調べますか?

スマホ

パソコン

そうです。

薬剤師ですらネットから情報を引っ張ってくるんです。

同じことを患者もできてしまうんです。

 

クライアント(患者)と同じような検索方法で情報を取ってくる専門家は薬剤師くらいのものですよ。

 

まとめ

どうですか?

薬剤師っていりますか?

これらの理由から薬剤は医療従事者の中でもトップクラスでいらない子なんですね。

こんな状況でも

いや、そんなことはない。

薬剤師は必要なんだ!

と思い込んで頑張るか、

どうすれば薬剤師としての

自分の価値を高められるのかな

と前向きに方法を模索するかで未来の広がり方は180度変わります。

 

あなたはどうしますか?

私は薬剤師国家資格を活かして、こういったサイト運営を行っています。

こういう薬剤師免許の活かし方もあるということも頭に入れておいてください。

そして選択肢の1つとしても持っておいてください。

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